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従業員エンゲージメントとは?高める重要性や具体的な施策を紹介

最終更新日:2025.05.22 インナーブランディング・従業員エンゲージメント

従業員エンゲージメントとは、従業員が自社の理念や目標に共感し、自発的に貢献したいと考える意欲を表す指標です。生産性の向上や離職率の低下に直結するため、経営指標として重視されています。

しかし日本の現状は厳しい状況にあります。Gallupが公表した「State of the Global Workplace」の2025年データによると、日本で仕事に熱意を持って取り組む従業員の割合は8%であり、世界平均の20%を大きく下回りました。

エンゲージメントを高める鍵は、現状をサーベイで数値化したうえで、評価制度や働き方、社内コミュニケーションに優先順位をつけて手を打つことです。感覚に頼った施策では効果が測れません。

本記事では、従業員エンゲージメントの定義と類似語との違い、日本の現状、測定方法、6つの具体的な施策、企業の取り組み事例までを解説します。自社の課題がどこにあるかを見極める材料としてご活用ください。

従業員エンゲージメントとは

従業員エンゲージメントとは、従業員が所属する企業の理念や目標に共感し、企業への信頼と愛着にもとづいて自発的に貢献しようとする意欲を表す指標です。

重要なのは「自発的」という点です。指示されたから働くのではなく、組織の成功を自分ごととして捉え、自ら考えて行動する状態を指しています。

企業から与えられた待遇に満足しているかを問う従業員満足度とは、方向が逆になります。従業員エンゲージメントは、従業員から企業へ向かう能動的な結びつきを測るものです。

ここからは従業員エンゲージメントを構成する要素と、混同されやすい言葉との違いを整理します。定義を正確に押さえることが、効果的な施策の第一歩になります。

従業員エンゲージメントを構成する3つの要素

従業員エンゲージメントは、理解度と共感度、行動意欲という3つの要素で構成されます。3要素はこの順に積み上がる関係にあり、どれか1つが欠けても高い状態は実現できません。

構成要素内容高い状態の例
会社への理解度組織の理念やビジョン、目標をどれだけ深く理解しているか自社の存在意義と中期目標を自分の言葉で説明できる
会社への共感度理念や方向性に心から賛同し、自身の価値観と合致しているか組織の成功と自分の成功が重なっていると感じている
行動意欲組織の成長や改善のために自ら考えて行動する姿勢があるか指示されていない改善提案を自発的に行っている

第一の要素である会社への理解度は、単なる表面的な知識では足りません。組織の存在意義や将来の方向性といった本質的な部分まで理解できて初めて、自分の貢献の意味が見えてきます。

第二の共感度は、理解した内容に心から賛同できているかを示します。理解はしていても共感していない状態では、業務は義務としてしかこなされません。

第三の行動意欲は、理解と共感が行動に変わった段階を指します。高い行動意欲を持つ従業員は問題解決に積極的に取り組み、組織にイノベーションをもたらします。

自社のどの段階でつまずいているかを見極めると、打つべき施策が明確になります。理解度が低いなら情報発信、共感度が低いなら対話の設計が優先されます。

混同しやすい5つの言葉との違い

従業員エンゲージメントと似た言葉は複数ありますが、それぞれ対象と方向性が異なります。違いを整理すると、自社が何を測ろうとしているのかがはっきりします。

用語意味従業員エンゲージメントとの違い
ワークエンゲージメント仕事そのものへの活力や熱意、没頭を示す心理状態対象が「仕事」であり、組織全体への愛着は含まない
モチベーション行動を起こす動機ややる気報酬などの外的要因でも高まり、一時的に変動しやすい
従業員満足度職場環境や待遇、人間関係への満足の度合い企業から従業員へ与えられたものへの評価であり、貢献意欲は測らない
コミットメント組織や職務に対する責任感と約束従業員エンゲージメントを構成する一要素にあたる
ロイヤリティ組織への忠誠心や帰属意識上下関係を前提とした一方向の概念で、対等な結びつきとは異なる

とくに従業員満足度との混同には注意が必要です。待遇に満足していても貢献意欲が低い従業員は存在するため、満足度が高い企業がエンゲージメントも高いとは限りません。

日本の従業員エンゲージメントの現状

日本の従業員エンゲージメントは、世界的に見て最低水準にあります。国際的な調査結果を踏まえると、多くの日本企業にとって改善の余地が大きい領域だと言えます。

Gallupの「State of the Global Workplace」における日本のデータによると、仕事に熱意を持って取り組む従業員の割合は2025年時点で8%でした。同調査の世界平均は20%、東アジア地域の平均は18%です。

日本の数値は2023年が6%、2024年が7%、2025年が8%と推移しており、緩やかに改善しています。ただし世界平均との差は依然として2倍以上あり、大幅な改善には至っていません。

同じ調査では、日本の従業員のうち前日にストレスを感じたと回答した割合は39%でした。エンゲージメントの低さと従業員の心理的な負荷は、切り離せない関係にあります。

数値が低い背景には、終身雇用を前提とした帰属意識に頼り、能動的な結びつきを設計してこなかった経緯があります。働き方が多様化した現在、従来の前提はすでに機能しにくくなっています。

人的資本開示によって経営指標になった背景

従業員エンゲージメントが近年急速に注目されているのは、投資家に開示すべき経営情報として位置づけられたからです。人事部門の内部指標から、経営の説明責任を伴う指標へと変化しました。

内閣官房が2022年8月に公表した「人的資本可視化指針」では、開示が望ましい分野の1つとしてエンゲージメントが挙げられています。人材への投資が企業価値を左右するという考え方が背景にあります。

さらに2023年3月期の有価証券報告書から、人的資本に関する情報の開示が義務化されました。上場企業にとって、エンゲージメントの測定と改善は避けて通れない経営課題になっています。

従業員エンゲージメントを高める重要性とメリット

従業員エンゲージメントを高める最大の意義は、人材の定着と生産性、顧客満足度という3つの成果が同時に改善する点にあります。個別の施策では届きにくい領域へ、まとめて効果が及びます。

離職を防ぎ、優秀な人材を確保できる

従業員エンゲージメントを高めると、離職の防止と優秀な人材の確保につながります。少子高齢化による労働人口の減少で、企業間の人材獲得競争は年々激化しているためです。

エンゲージメントの高い従業員は組織への強い愛着を持ち、長期的なキャリアを同じ企業で築きたいと考える傾向にあります。条件の良い転職機会があっても、目先の待遇だけでは動きません。

既存の従業員が意欲的に働く姿は、採用市場でも強い訴求力を持ちます。働きがいのある職場という評判が広がり、採用コストの低減にも寄与します。

生産性が向上し、事業成長が加速する

エンゲージメントの向上は、業務の生産性と事業成長にも直結します。自身の役割と組織の目標を深く理解している従業員は、指示を待たずに業務改善や効率化へ取り組むためです。

現場発の改善は、経営層が把握しきれない細かな非効率を解消します。積み重ねが組織全体の生産性を押し上げ、イノベーションが生まれる土壌にもなります。

一方でエンゲージメントが低い組織では、決められた業務を決められたとおりにこなす行動が中心になります。変化への対応力が下がり、競合との差が開いていきます。

顧客満足度が向上する

従業員エンゲージメントは、顧客満足度にも影響を及ぼします。組織の価値観を深く理解した従業員は、その価値観を日々の顧客対応に反映させるためです。

エンゲージメントの高い従業員は、顧客のニーズや期待を積極的に察知し、自発的に対応します。問題が起きた際も柔軟なアプローチを取るため、顧客との信頼関係が強まります。

従業員の熱意や誠実さは、顧客とのやり取りの端々に表れます。丁寧で親身な対応が積み重なることで、企業やブランドへの評価が高まっていきます。

関連記事:定着率アップで企業の成長を加速させる!職場環境・待遇・働き方の最適解

従業員エンゲージメントが低い組織に現れる5つのサイン

エンゲージメントの低下は、サーベイを実施する前に日常の兆候から把握できます。以下の5つのサインは、多くの企業に共通して現れるものです。

サイン現れ方
部門間の情報が分断されている全社の目標や進捗が現場に届かず、自分の仕事の意義が見えない
1on1が業務報告で終わっている面談の場が形式化し、悩みや提案を聞く機会として機能していない
評価基準が曖昧で納得感がない何を基準に評価されたのかがわからず、努力が報われた実感を持てない
人事が管理業務に手一杯給与計算や勤怠管理に追われ、人材育成や組織開発に着手できていない
若手や中堅の離職が続く退職理由が待遇ではなく、成長機会や職場の雰囲気に集中している

とくに深刻なのは、評価基準の曖昧さです。上司の主観で評価が変わる状態が続くと、評価制度そのものへの不信感が生まれ、貢献意欲が失われていきます。

人事部門が定型業務に忙殺されている状態も見過ごせません。組織と従業員をつなぐ橋渡し役が機能しないため、現場の課題が経営に届かなくなります。

これらのサインが複数当てはまる場合は、個別の施策を打つ前に、現状を数値で把握するところから始めることをおすすめします。

従業員エンゲージメントの測定方法

従業員エンゲージメントは、エンゲージメントサーベイと呼ばれる従業員向けの意識調査で測定します。感覚的な把握では改善の効果を検証できないため、数値化が出発点になります。

主に用いられる指標は次の3種類です。目的に応じて組み合わせると、状態の把握と原因の特定を両立できます。

指標概要適した用途
Q12Gallupが開発した12の設問で構成される調査手法職場環境の課題を特定し、改善点を洗い出したい場合
eNPS職場を親しい知人に薦めたいかを0から10で問う指標定着率や離職の傾向を継続的に把握したい場合
パルスサーベイ数問程度の簡易な調査を高頻度で繰り返す手法施策の効果や組織の変化をこまめに追いたい場合

なお eNPS は Employee Net Promoter Score の略で、従業員が自社を職場として推奨する度合いを示す指標です。数値の高低よりも、時系列の変化を追うことに意味があります。

測定を成果につなげるには、設計と運用の両面で押さえるべき点があります。第一に、回答者が特定されない仕組みを整えることです。匿名性が保証されなければ本音は集まりません。

第二に、結果を従業員へ公開することです。集めるだけで共有しない運用は、調査への協力意欲そのものを失わせます。良くない結果ほど誠実に開示する姿勢が信頼につながります。

第三に、結果にもとづく改善策を具体的に示し、次回の調査で効果を検証することです。この循環が回り始めて初めて、サーベイは組織を変える道具になります。

従業員エンゲージメントを高める6つの施策

従業員エンゲージメントを高める施策は多岐にわたりますが、効果が出るまでの期間と着手のしやすさは施策ごとに異なります。優先順位をつけて取り組むことが重要です。

施策着手のしやすさ効果が見えるまでの目安
社内コミュニケーション基盤の整備高い短期
従業員の声を聞く仕組みづくり高い短期
柔軟な働き方の促進中程度中期
働く環境の整備中程度中期
キャリア成長とスキル向上の支援低い長期
評価基準と報酬制度の明確化低い長期

短期で成果が見えやすい施策から着手し、制度改革のような長期施策と並行して進める形が現実的です。以下、それぞれの施策を具体的に解説します。

1. 評価基準と報酬制度を明確にする

評価基準と報酬制度の明確化は、エンゲージメント向上の土台にあたります。従業員が貢献は報われると実感できなければ、他のどの施策も効果が限定的になるためです。

具体的には、業績評価の基準を文書化して公開し、上司の主観が入り込む余地を減らします。あわせて評価者の研修を行い、部門ごとの評価のばらつきを抑えます。

多面的な視点を取り入れる360度評価や、成果と連動した報酬制度も有効です。加えてキャリアパスを明示すれば、従業員は自身の将来像を描きやすくなります。

評価は年に1度の面談で完結させず、日常的なフィードバックとセットで運用します。頻度の高い対話が、評価への納得感を大きく左右します。

2. 柔軟な働き方を促進する

柔軟な働き方の促進は、従業員の生活と仕事の両立を支え、企業への信頼を高めます。会社が個人の事情に配慮しているという事実が、そのまま組織への愛着につながります。

フレックスタイム制やリモートワーク、裁量労働制の導入が代表的な手段です。時間や場所の自由度を高めることで、従業員は自律的に働けるようになります。

制度を作るだけでは不十分で、実際に使える状態にすることが欠かせません。有給休暇の取得を管理職が率先して行うなど、利用しやすい空気づくりまで含めて設計します。

3. 働く環境を整備する

働く環境の整備は、従業員の健康と生産性、創造性を支える施策です。見た目の良さではなく、業務の性質に合った空間を用意する視点が求められます。

集中して作業するエリアと、議論や共同作業を行うエリアを分けると、業務に応じて働く場所を選べます。適切な照明と温度管理、身体への負担が少ない家具も基本的な要件です。

リモートワークを併用する企業では、自宅の作業環境への補助も検討に値します。オフィスに限らず、働く場所全体を対象として考える視点が有効です。

4. 従業員の声を聞く仕組みをつくる

従業員の声を聞く仕組みは、当事者意識を育てるうえで大きな効果があります。自分の意見が組織に反映されたという経験が、貢献意欲を最も直接的に高めるためです。

京セラの創業者である稲盛和夫氏は、コンパと称して従業員と本音で語り合う場を重視していました。形式にとらわれない対話の場が、組織への信頼を育てた例と言えます。

現代的な手段としては、匿名性を保証した従業員意識調査や、経営陣が全従業員に語りかけるタウンホールミーティングがあります。提案制度の整備も選択肢の1つです。

いずれの手段でも、集めた意見にどう対応したかを必ず返すことが前提になります。反応がない状態が続くと、意見を出す行為そのものが止まってしまいます。

5. キャリア成長とスキル向上を支援する

キャリア成長の支援は、この会社にいれば成長できるという確信を従業員に与えます。成長実感は、待遇に次いで転職を検討する主要な理由になっているためです。

個別のキャリア開発計画を上司と一緒に策定し、必要な研修や資格取得を会社が支援します。ジョブローテーションや社内公募制度は、社内でのキャリアの選択肢を広げます。

メンター制度を設ければ、直属の上司には相談しにくい悩みを受け止められます。日々の業務のなかに学びの機会を組み込む設計が、継続的な成長を支えます。

6. 社内コミュニケーション基盤を整備する

社内コミュニケーション基盤の整備は、他の5つの施策の効果を左右する土台です。理念も評価方針もキャリア支援の情報も、従業員に届かなければ存在しないのと同じだからです。

働く場所が分散した現在、必要な情報が探せば見つかる状態を作ることが欠かせません。チャットツールやビデオ会議に加えて、情報を一元的に集約する社内ポータルが軸になります。

社内ポータルを選ぶ際は、モバイル対応と検索性、個人に合わせた情報の出し分けを確認します。現場や店舗で働く従業員にも届く設計かどうかが分かれ目です。

関連記事:ビジョン共有とは?メリットや流れ・手法などを一挙解説

企業の取り組み事例

社内の情報基盤を刷新し、エンゲージメント向上につなげた企業の事例を3社紹介します。いずれもLumApps公式サイトおよび公開されたプレスリリースで公表されている内容です。

三井物産株式会社

三井物産株式会社は、多様性を力にというテーマを掲げ、新たな社内情報共有基盤を構築しました。世界61か国125拠点という広範な事業領域で、情報共有が難しくなっていたことが背景にあります。

従来は複数の社内ポータルが並立し、コンテンツ登録が煩雑で情報発信に時間がかかっていました。全社向けのトップサイトと、国内外50を超えるサブサイトを新たに構築しています。

結果として月間99万ページビュー、月間140件の新規コンテンツ、日次1万8000人の利用という水準に達しました。情報発信に要する時間は1週間から最短で半日に短縮されています。

株式会社タマディック

総合エンジニアリング企業の株式会社タマディックは、社内ツールの乱立という課題を抱えていました。蓄積された情報が見つけにくく、中途入社者の学習負担も大きい状態でした。

点在する情報を一元化し、スマートフォンからも使えるポータルへ刷新しています。メニューを6つのカテゴリで階層化し、社内SNS機能と統合した取り組みを展開しました。

刷新後はポータルへのアクセス数が1.6倍、社内SNSへの投稿数が約3倍に増加しています。問い合わせも減少し、情報共有の活性化につながりました。

Supership株式会社

データテクノロジー企業のSupership株式会社は、既存ポータルの検索機能に課題を抱え、複数のデジタルツールを統合する仕組みを求めていました。

ポータルの枠を超えた双方向のコミュニケーションを目指し、約2か月で旧ポータルのコンテンツ移行と新基盤の構築を完了しています。

公開から4か月間で合計2万2000ビューを記録し、各部署から月10本以上のニュースが更新される状態が生まれました。従業員のエンゲージメントとコミュニケーションの向上につながっています。

よくある質問

従業員エンゲージメントを高める効果はどのくらいで出ますか

施策によって異なります。社内コミュニケーションの改善や従業員の声を聞く仕組みは3か月ほどで変化が見え始めます。一方で評価制度や人材育成の見直しは、1年から3年かけて効果が現れる長期施策です。短期と長期の施策を並行して進めることをおすすめします。

従業員満足度が高ければエンゲージメントも高いのでしょうか

必ずしも一致しません。従業員満足度は待遇や職場環境など、企業から与えられたものへの評価を測る指標です。待遇に満足していても、貢献意欲を持たない従業員は存在します。両方を分けて測定し、満足度が高いのに貢献意欲が低い層がいないかを確認することが重要です。

中小企業でもエンゲージメント施策は必要ですか

必要です。従業員数が少ない企業ほど1人の離職が事業に与える影響は大きく、採用競争でも大企業と比べて不利になりやすいためです。大規模な制度改革ではなく、対話の頻度を上げる、評価の理由を丁寧に伝えるといった運用面の改善から着手できます。

エンゲージメントサーベイは実施しても変化がありません

結果を共有し、改善策を実行する循環が回っていない可能性があります。調査の結果を従業員に公開せず、施策にも反映しない運用では、回答意欲そのものが下がります。良くない結果ほど誠実に開示し、何にどう取り組むかを具体的に示すことが前提になります。

まとめ

従業員エンゲージメントは、組織の持続的な成長に不可欠な経営指標です。日本のエンゲージメント率は8%と世界平均の20%を大きく下回っており、改善の余地は大きく残されています。

高めるためには、まずサーベイで現状を数値化することが出発点です。そのうえで評価制度や働き方、キャリア支援、社内コミュニケーションへ優先順位をつけて手を打っていきます。

なかでも社内コミュニケーション基盤は、他のすべての施策の効果を左右する土台です。理念も制度も支援策も、従業員に届かなければ組織は変わりません。

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