NVA
散在するシステムを統合イントラネット「GoFetch」に一本化、従業員満足度5倍と企業文化の強化を実現
National Veterinary Associates
National Veterinary Associates(NVA)は、世界最大級の動物病院ネットワークです。動物病院、クリニック、ペットリゾートなど1,300以上のペットケア拠点を展開し、40,000人を超えるチームメンバーを擁しています。多くの病院が24時間体制で稼働し、従業員が広範囲に分散するリモート型の組織であることが特徴です。急速な拡大に伴い、各部門が個別のサイトやツールを運用する状況が生まれ、必要な情報やシステムを見つけられないという従業員の不満が高まっていました。NVAはこの課題を解決するため、LumAppsを基盤とした統合イントラネット「GoFetch」を導入しました。
従業員数
40000
業種
ヘルスケア / 医療・介護
導入の背景
拡大する組織を一つのデジタル拠点に束ねる
NVAが世界最大級の動物病院ネットワークへと成長するにつれ、組織内のつながりを保つことは複雑になっていきました。イントラネットがなかったため、1,500を超える拠点のスタッフは、情報やリソースを探すのにさまざまなツールやシステムを使い分けていました。人事、財務などの各部門がそれぞれ独自のサイトを持ち、従業員は日常業務のツールにたどり着くためだけに、長いブックマークバーを維持していました。
「5〜6つの異なるウェブサイトと古いSharePointサーバーがあり、ファイルが一元化されている場所はどこにもありませんでした。一部のサイトには機能する検索がなく、更新されていないサイトもあったため、正しい情報がどこにあるのか誰にもわからなかったのです」と、NVAのIntranet and Multimedia ManagerであるKeenan Kibrick(キーナン・キブリック)氏は振り返ります。
「必要なものが見つからない」という日々の摩擦
この分断された環境は、業務に必要なものにアクセスしたいだけの従業員に、日々の摩擦をもたらしていました。
「従業員は、必要なプラットフォームやシステムが見つからないという不満を私たちに訴えてきました。パスワードはばらばらで、ログイン方法も異なり、管理すべきリマインダーが多すぎたのです」と、NVAのChief People OfficerであるCheryl DeSantis(シェリル・デサンティス)氏は語ります。
小規模なうちは何とか管理できていたことも、NVAの拡大が続くにつれて維持が難しくなりました。新しい病院、クリニック、チームが加わるたびに、すでに混雑した環境にツールとログインが追加され、情報を見つけることも、拠点を越えてつながりを感じることも一層困難になっていったのです。
選定理由
正式なRFPを経て「最も使いやすく、ニーズに最適」なLumAppsを採用
大規模で分散した従業員と24時間体制で稼働する病院を抱えるNVAの経営陣は、単に文書を掲載する場所以上のものが必要だと認識していました。すべてのチームメンバーが情報を見つけ、ツールにアクセスし、同じ認識を共有できる、単一のデジタルハブを求めていたのです。
NVAは正式なRFP(提案依頼)プロセスを通じて複数の従業員向けイントラネットソリューションを評価し、LumAppsを選定しました。決め手となったのは、柔軟性、シンプルさ、そしてNVAのすべてのシステムを一つの安全なプラットフォームにまとめられる点でした。
「LumAppsが最も使いやすく、私たちのニーズに最も適していると判断しました。すべてを一か所にまとめ、従業員が情報、ニュース、福利厚生をすべて同じ場所で見つけられるようにするうえで役立ちました」とKibrick氏は語ります。
運用方法
40,000人の従業員が必要なものにすぐたどり着ける「GoFetch」
LumAppsのクラウドベースのアーキテクチャ上に構築された新しいイントラネットは「GoFetch」と名付けられ、Dayforce、Oracle、ServiceNowをはじめとするNVAで最も利用されるシステムへの中央ランチポイントとして機能しています。従業員はシングルサインオン(SSO)で一度ログインするだけで、すべてのツールとリソースにアクセスできます。また、LumAppsのガバナンス機能と検索機能により、コンテンツは正確で見つけやすい状態に保たれています。
主な機能・活用シーン
- SSOによるシステム統合:Dayforce、Oracle、ServiceNowなどに一度のログインでアクセス
- BI(ビジネスインテリジェンス)ディレクトリ:NVAの全拠点をすばやく検索し、連絡できる
- 役割・拠点・事業部門に応じたパーソナライズ:カスタマイズされたホームページとターゲット配信により、メール量を削減しつつ重要な情報を確実に届ける
- コミュニティ主導のページ:従業員リソースグループ(ERG)向けの専用スペースなど
「1,300以上の拠点があると、誰に電話すればよいのかを把握するのは簡単ではありません。今はGoFetchを開いて拠点メニューをプルダウンし、そのままBIツールに入って目的の場所にたどり着けます」と、NVAのHead of CommunicationsであるMichelle Reardon(ミシェル・リアドン)氏は語ります。
モダンなデザインと直感的なナビゲーションを備えたGoFetchは、ツールやニュースのハブにとどまらず、従業員をブランドと互いに結びつけるデジタルホームになっています。「私たちはリモート組織なので、イントラネットがブランドとつながる手段になりました。GoFetchは、私たちが人々を一つにする方法なのです」(DeSantis氏)
導入効果
従業員満足度5倍、毎日約10,000人が利用する「日常のリズム」に
GoFetchはすぐにNVAの日常のリズムの一部となり、現在は毎日10,000人近い従業員がログインし、最新情報の確認、リソースの共有、同僚とのつながりに活用しています。一度のログインで、給与や福利厚生からITサポート、社内ニュースまで、すべてに一か所でアクセスできます。
「LumAppsによってユーザー満足度は5倍に高まりました。従業員がリンクを追いかけたりパスワードに悩まされたりすることなく、ようやく必要なものを見つけられるようになったからです」とDeSantis氏は語ります。プラットフォームはオンボーディングも円滑にし、新入社員に「ここから始める」という明確な一つの場所を提供しています。
アナリティクスで組織の働き方を可視化
GoFetchは、NVAのリーダーにチームの働き方や協働の様子を見る新しい窓を与えました。LumAppsのアナリティクスにより、従業員が最も検索しているもの、パフォーマンスの高いページ、情報のギャップがある場所を把握できます。
「雑談の瞬間」を取り戻し、企業文化を強化
GoFetchは業務を楽にしただけでなく、企業文化の強化にもつながりました。「従業員は必要な情報を求めてGoFetchに来ますが、そこにとどまるのは、自分がより大きな何かの一部だと感じられる『ウォータークーラーでの雑談の瞬間』を取り戻してくれるからです。答えや最新情報を得ながら、同時にコミュニティの感覚も見いだしているのです」とDeSantis氏は語ります。
現場のチームにとって、そのつながりは患者ケアの向上に直結しています。「GoFetchのおかげでリソースがすぐ手元にあり、患者に集中する機会が得られています」と、Austin Veterinary Emergency & Specialty CenterのMedical DirectorであるLindsey Vaughn(リンジー・ヴォーン)氏は語ります。医学雑誌や同僚の知見に即座にアクセスできることで、Vaughn氏のようなチームはベストプラクティスを交換し、医師が質の高いケアを提供し続けるためのサポートを得ています。
今日、GoFetchは文書の保管庫をはるかに超えた存在です。それは、目的で結ばれたコミュニティとしてNVAがつながる方法そのものです。LumAppsによって、NVAのチームは探す時間を減らし、最も大切なこと、つまりペットとペットを愛する人々のケアに、より多くの時間を注げるようになりました。
導入の効果
5倍
ユーザー満足度
約10,000人
1日のログイン従業員数
1,300超
パーソナライズ配信の対象拠点
Keenan Kibrick 様
Cheryl DeSantis 様
Michelle Reardon 様
Austin Veterinary Emergency & Specialty Center 様
「従業員は必要な情報を求めてGoFetchに来ますが、そこにとどまるのは、自分がより大きな何かの一部だと感じられる『ウォータークーラーでの雑談の瞬間』を取り戻してくれるからです。答えや最新情報を得ながら、同時にコミュニティの感覚も見いだしているのです」
Cheryl DeSantis 氏